家族葬プランは、各葬儀社でさまざまな工夫を凝らしたプランが用意されていますが、各葬儀社のプランの違いは以下のようなものに注目すると分かりやすくなります。
①祭壇の大きさや基本プランに含まれている物品の種類
祭壇の大きさは、大規模なお葬式であればあるほど大きくなり、小規模なお葬式であればあるほど小さくなります。また、最近は「生花祭壇」を用いる葬儀社が多くを占めるようになってきましたが、花で鮮やかに彩られた「生花祭壇」を使用するか、伝統的に用いられる「白木祭壇」を使用するかでも値段は多少なりとも異なります。
②価格設定
多くの葬儀社では「家族葬プラン」と銘打って価格を打ち出していますが、その基本プランに含まれている「物品の種類」によってご遺族様が支払うお葬式費用は大きく異なってくると考えられます。例えば、A社のプランが80万円でB社のプランが78万円であった場合には、B社のプランを選んだ方が特に感じますが、B社のプランに「骨壺」が含まれていなかった場合には、オプションで骨壺を購入する必要があり、骨壺費用をB社の78万円に合算すると、A社の80万円よりも高くなる可能性が考えられます。
このように、同じ「家族葬プラン」であり、HP上の額面が同じであっても、オプションなどによって合計の価格が変わることがあります。